・買わないと決断する勇気

「いい家」を購入するのに一番必要なこと、何だかご存知ですか？

それは「決断力」です。
決断力がないと少なくとも「いい家」を購入できるチャンスは極端に減ります。

その理由は、「いい家」は誰もが欲しいという家だからです。
だからすぐに売れてしまうのです。

お客様の中には、短時間で決断することを「悪」のように考えている方がいらっしゃるようです。
短時間で決断することは「思慮が浅い」とでも考えているのかもしれません。

しかし、誤解を恐れずに言えば、その考えは間違いです。
どちらかといえば決断力のなさを正当化する為の方便のようにも聞こえてしまうからです。

もちろん、何もデータが無いのに決断しろと言っているのではありません。
決断するのに必要なデータや情報、知識を事前に準備することは最低限必要なことですし、それをしないで大きな買物をするにはリス
クが大きすぎます。

ただ、多くの方が必要な情報やデータがあるにもかかわらず結論を先送りにする傾向があるのです。
なにも買うという決断をする必要はありません。買わないという決断をするだけでいいのです。

正直、人間が真剣に考えることができるのは2～3日が限度です。
それ以上はただなんとなく結論を先送りにしているだけです。
長くても2～3日、それでも買いたいと思えなければ一度白紙に戻すことです。

買うという結論が出ないというのが結論です。それが答え、心が拒否しているのです。

潔く買うのをあきらめましょう。そして次の物件を考えることです。
そうやって決断する訓練をしていくことが必要です。

最初は苦労するかもしれません。未練が残るかもしれません。
ただ、歯を食いしばって買わないという訓練をしてみてください。
するといつの間にか決断力が磨かれてきます。

そしてある日突然「いい家」が目の前に現れます。
本当です。必ず満足できる物件に巡り会えます。

勇気を持って「この家は買わない」という決断をたくさんして下さい。
きっと良い出会い、幸運が訪れるはずから。。。